ER  

2005年2月19日
激痛に意識が朦朧とする中

あたしを背負う彼の足音は
耳に真綿を詰めているように
くぐもって聴こえる

如月の夜明け前

身を切る寒さも
激しい呼吸も
汗ばんだ背中も

遠い
昔のよう

コメント